【借りない資金調達】銀行融資以外の資金調達方法とは?

「事業資金を調達したいけど、返していけるか不安、、、、」

今回はこのようなお悩みをお持ちの方に、【借りない資金調達方法】について解説していきます。

これから資金を調達して事業を拡大していきたいけど、そこまでリスクを背負いたくないという方にとっては、とても大事な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

〇銀行融資以外の資金調達方法4選!

助成金・補助金

助成金・補助金は、政府が中小企業やこれから起業する方を支援する目的で交付する金銭的な援助の事です。

補助金や助成金は、融資と違い原則として返済が不要な為、資金調達後に返済負担がないという大きなメリットがあります。また、担保や保証人も不要となっています。

補助金や助成金は採択が決まれば、これ以上はない資金調達方法となりますが、採択されることが難しく、審査機関も長いため、資金調達の手段として考えていない企業も多くあります。

また、補助金で事業にかかる費用の全額を賄うことは不可能に近いと言えます。補助金は、事業に掛かる費用の一定割合を補助するケースがほとんどなので、足りない一部の資金は自社で負担する必要があります。

補助金・助成金の審査は、申請書の文章で決まるので、申請書は相手が読みやすい文章で記述しましょう。文章だけではなく、写真やグラフも利用すると申請内容がより伝わりやすくなります。

ファクタリング

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング業者へ売買することで「現金化」する資金調達方法です。

ファクタリングを利用することで、売掛債権を現金化できるだけではなく、取引先の未払いや倒産などのリスクからも回避することができます。

銀行からの融資は、申し込みから審査を経て融資が行われます。最悪の場合は審査に落ち、融資してもらえないケースもあると思います。しかし、ファクタリングでは売掛債権をファクタリング業者に売買して現金化するため、現金化までのスピードが速く、負債にもなりません。また、保証人や担保は不要となっており、審査対象は売掛先となっています。

しかし、取引先との契約書に債権譲渡を禁止するという記載がされていた場合は、ファクタリングによる資金調達を行うことはできません。また、ファクタリングを行う際は、手数料として、2社間取引であれば買取売掛金額の10%~30%、3社間取引であれば1%~10%をファクタリング業者へ支払う必要があります。

クラウドファンディング

クラウドファンディングは、インターネットを通じて第三者に資金提供を呼び掛ける資金調達方法です。クラウドファンディングは、近年流行している資金調達方法で、歴史の浅い資金調達方法です。

クラウドファンディングには「購入型」「寄付型」「投資型」があり、主に企業が利用するのは「購入型」と「投資型」となっています。

購入型は、商品やサービスを提供し、それらを購入してもらうことで資金調達を行います。資金調達を行えるだけではなく、商品やサービスを知ってもらうことができ、宣伝効果も期待することができます。

投資型は、投資家の方から事業や商品開発に投資をしてもらうため、支援者に利子などの金銭的な見返りを支払う必要があります。投資型のクラウドファンディングは、少額からでも多くの人から投資をしてもらうことができたならば、目標金額を達成することができます。

しかし、インターネットを通じた第三者の方が魅力的な事業・商品・サービスだと感じなければ、資金を調達することはできません。また、プロジェクト立案、ページ作成などの準備に大変な手間がかかってしまいます。プロジェクトが成立されなければ、資金は0円となるので、準備にかける労力がリスクとなります。

投資

投資は、新たに会社の株式を発行することで資金を調達する方法です。

投資をしてもらえるような魅力的な事業であることが前提となりますが、投資に調達した資金は返済する必要がありません。そのため融資と違い、調達後の返済負担がありません。また、自己資本比率もあがるため、財政基盤を安定させることができます。

しかし、株式の発行数によっては株主に経営権を握られてしまう可能性があります。経営権を握られると、資金を調達後に行いたかった事業が行えなくなったり、人事に影響が出ることもあるので、株式の発行数には注意が必要です。特に小さな会社が多額の株式を発行してしまった場合は、株式を発行する前より株式比率を大きく下げてしまう可能性があります。また、資金に対する返済は必要ありませんが、投資家の方々に会社の利益に応じた配当金を支払う必要があります。

〇借りないメリットとは?

信用情報への影響がない

【借りない資金調達】は、会社の負債にならないため、信用情報への影響がありません。

事業がまだ安定していない時に、銀行からの融資を受けるなどの資金調達を行ってしまうと、融資後の返済が滞ってしまい、信用情報が傷つく可能性があります。最悪の場合、倒産になるリスクもあります。

事業がまだ安定していない時期やこれから起業される方は、上記のような資金調達方法をおすすめします。

返済負担が少ない

【借りない資金調達】は、クラウドファンディングや補助金・助成金、投資など基本的に返済の必要がありません。

もし、資金調達後に事業が失敗してしまっても、資金を返済する必要がないので、やり直すことができます。

しかし、銀行からの融資の場合は、事業に失敗してしまうと、返済が滞ってしまい、最悪の場合倒産してしまう可能性があります。

事業がまだ安定していない方やこれから起業される方は、このようなリスクを回避しつつ、資金調達が行える【借りない資金調達】から検討するようにしていきましょう。

会社を売却する際、高く売れる

借りない資金調達を行い、負債の無い会社の場合は、会社を売却する際に高く売ることができます。会社に借金があると、売却する際に借金分を差し引かれるので、借金の無い会社を売却する際よりも、手元に残る売却益が少なくなります。

そのため、【借りない資金調達】をしている会社はM&Aなどにも有利といえます。

〇まとめ

今回は【借りない資金調達】について解説させていただきました。

【借りない資金調達】の特徴は以下の通りです。

  • 会社の負債にならないため、信用情報に影響がない
  • 審査や準備に時間がかかるものもある
  • 利息など、無駄な費用を支払う必要がない

【借りない資金調達】のなかでも、1番のおすすめはファクタリングです。

ファクタリングは手数料こそ発生してしまうものの、現金化まで早いことや保証人や担保が不要なこと、審査対象が売掛先で自社の信用情報に関係なく資金調達がおこなえることから、おすすめの資金調達手段といえます。

ファクタリング業者もたくさんあるので、手数料や現金化までの日数などをしっかり確認しておきましょう。

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